北潟湖で見られる生き物たちについてご紹介します。北潟湖は、さまざまな魚や鳥類、昆虫、水草が生息する豊かな自然環境に囲まれています。学校でも調査を行い、その多様な生態系を学んでいます。
【北潟湖で見られる魚】
北潟湖では、さまざまな種類の魚が確認されています。特に多く見られるのが次の5種です。
- 第1位: ブルーギル(外来生物)
- 第2位: タイリクバラタナゴ(外来生物)
- 第3位: ヌマチチブ
- 第4位: アシシロハゼ
- 第5位: シンジコハゼ
外来生物も多く見られますが、在来の魚たちも湖に豊かに生息しています。外来生物の影響を受けながらも、多様な魚種が共存しているのが特徴です。
【北潟湖で見られる希少な生物】
また、北潟湖では、県域や環境省が指定する絶滅危惧種も確認されています。以下はその一例です。
- ヤリタナゴ(環境省準絶滅危惧)
- ホトケドジョウ(県域絶滅危惧Ⅰ類)
- サケ(県域準絶滅危惧)
これらの希少な魚種は、湖の自然環境が維持されることの重要性を物語っています。
【北潟湖で見られる鳥類・昆虫】
北潟湖周辺では、多くの鳥類や昆虫も確認されています。特に、以下のような希少な種も見られます。
- オジロワシ(県域絶滅危惧Ⅰ類)
- ミサゴ(県域絶滅危惧Ⅰ類)
- トラフトンボ(県域絶滅危惧Ⅰ類)
これらの鳥類や昆虫は、湖や周辺の環境を支える重要な存在です。
【外来生物の問題】
外来生物が生態系に与える影響も無視できません。外来生物は在来生物を食べたり、すみかを奪ったりすることで、生態系に大きな変化をもたらします。北潟湖でも、ブルーギルやオオクチバス、アメリカザリガニなどの外来生物が確認されています。私たちの身近な自然を守るためにも、「外来生物を入れない・捨てない・広げない」を意識しましょう。